ウォーターサーバーを使って実際に後悔するポイント５選、間違わないウォーターサーバーの選び方

ウォーターサーバーを使うことで手軽においしいお水を飲めるようになり生活にも潤いが生まれます。

しかし、あまりよく選ばずに勢いでウォーターサーバーを契約してしまったことで自分の生活スタイルには合わず後悔してしまうことも。せっかく生活をワンランクアップさせたくてお金を払って契約したのに勿体ないですね。

本記事では、ウォーターサーバーを実際に使って後悔するポイントを紹介するとともに、間違わないウォーターサーバーの選び方を紹介します。

ウォーターサーバーを導入して後悔した主な理由

特に後悔する理由の多い５点です。

ボトルの交換が大変だった

ウォーターサーバーを後悔してしまう理由の一つに、ボトルの交換作業が大変なことがあげられます。

ウォーターサーバーのボトルは９リットル～１２リットルボトルが多く、重さにすると約９～１２キログラムです。ウォーターサーバー自体の高さは約１メートル以上あるため、上部にボトルを設置する場合、１０キロ強のボトルを持ち上げなければなりません。

力のある男性でもこれはちょっと辛い。ましてや女性がするとなると、毎月の作業だとかなり大変です。

お水の利用量が多くなればなるほど交換回数も増えてストレスになる場合も。ウォーターサーバーを選ぶ場合は、ボトル交換が実は大きな手間のポイントになる点を事前に考えて製品を選ぶ必要があります。

最近はボトル交換が簡単なウォーターサーバーもあります。見ていきましょう。

思ったよりも使わなかった（水が余る）

ウォーターサーバーを導入したものの思ったほど水を使わず支払っているお金に見合わないと感じることも。

水の消費量は人それぞれであり、月間の購入ノルマがあるウォーターサーバーや、大容量のボトルを買うとライフスタイルや家族構成によってはお水が余ることもあり得ます。しかし、事前に家庭の水の使用量を知ることはなかなか難しいですね。

ウォーターサーバーを選ぶ際には、ライフスタイルに合わせて、水の使用量を想像しておきましょう。

• 水分補給は「飲料水」と「ペットボトルのお茶」などのどちらが多いか
• コーヒーやお茶、晩酌の水割りなどを楽しむ家庭か
• 赤ちゃんのミルクなどで安心なお水が必要か
• 家で自炊（お料理）などをするか

もしお水自体を殆ど使っていないのだとしたら、月間の購入ノルマがあるウォーターサーバーは買うべきではありません。

使わなかったボトルは家の中で保管しておかなければならず思わず場所を取ることも。もし利用する水の量が月によって異なったり、事前に想像できない場合はボトル式ではなく水道水（浄水型）のウォーターサーバーを選ぶのも一つの方法です。

毎月かかるお金が想像以上に高かった

ウォーターサーバーの月間費用は、水道水（浄水型）で月々約３３００円程度、ボトル型で月々２４リットルの利用で約４０００～４５００円程度が相場です。（※その他電気代がかかります）

だいたい定額の気持ちで使えるウォーターサーバーですが、ボトル式の場合、特に家族の人数が多いと利用量が増え、思わず費用がかさんでしまう場合があります。おおよそのウォーターサーバーでは、一回の配送で購入できる最低ロット（最低購入量）が決まっており、こまめに買うことができません。計画的に使わないと、追加ボトルを買うことになるかもしれません。

もし、毎月の費用が高くなっても、ウォーターサーバーには多くのメリットがあります。水の味や品質が安定しており、飲み水にこだわりがある方には最適な商品ですし、赤ちゃんのミルクなどに使う水は、できるだけ安心するものを使いたいものです。

ウォーターサーバーを導入する際には、毎月の費用に加え、ライフスタイルに合わせた利用かどうかをよく考えで決める必要があります。

それでも金額が増えることが気になる方は、お水の利用量に遠慮せずに使える水道水（浄水型）のウォーターサーバーを選ぶのも一つの方法です。

サーバーの掃除・メンテナンスが大変だった、衛生面が気になった

ウォーターサーバーは、美味しい水を提供するために常に清潔に保つことが大切です。その一方で、サーバーの掃除やメンテナンスが大変なことで後悔する方もいるでしょう。

サーバー内部の清掃は定期的に行わなければならず手間や時間がかかるため正直面倒です。また、水道水を使用する場合は、サーバーの水垢やカビの発生が起こることもあるため、掃除の頻度が増えることも考えられます。

しかし、美味しい水を継続して飲むためには、掃除やメンテナンスの手間を惜しまずきちんと行うことが大切です。ウォーターサーバーによっては殺菌機能などがあるサーバーもありある程度清潔に保つ工夫はありますが、まったく No 作業のサーバーはやはりありません。

これはコーヒーメーカーや、日々の食器洗いと一緒です。工夫によって多少は軽減できますが、安心で安全を保つ谷は必要な作業ですので、メンテナンスの手間が増えることはウォーターサーバーを導入する際には覚悟しておくべきことの一つです。

また、天然水、水道水、RO水とありますが、殺菌作用ではRO水が一番浄化作用が強く衛生的です。RO水でもメンテナンス・掃除は必要ですが、衛生面、殺菌作用を気にする場合、RO水利用のウォーターサーバーもおすすめの一つです。

そもそもお水が美味しくない

ウォーターサーバーを導入する目的は美味しい水を手軽に飲むことですが導入してみたら思っていたほどお水が美味しくないと感じてしまったという方もいます。

天然水はもちろん、フィルターを通した浄水型のお水もミネラルをフィルターが付与するなどで基本は美味しいお水になります。しかしサーバーの掃除やメンテナンスを怠ると、サーバー内が不衛生になり味に大きく影響するどころか、安全性も損なわれます。

お水が美味しくないと感じるのは、サーバーのお掃除に問題があることが多いです。

一方、適切な清掃や定期的なメンテナンスを行っている場合、常に美味しく安全な水を保つことができます。

ウォーターサーバーを導入してお水が美味しくないと感じた場合でも、適切な対処方法を取ることで解決できます。メンテナンスは何かと手間で大変ですが、浄水型ならば定期的なフィルターの交換を、また、ボトル型であれ、浄水型であれ、適切な掃除は必ず必要になりますので、ここはしっかり押さえてください。

ウォーターサーバーを使わないほうがいい人

ウォーターサーバーは生活に潤いを与えてくれる優れものですが、用途がハッキリしているため使わないほうがいいタイプのかたもいます。せっかく期待して購入しても使わなかったら勿体ないですね。見ていきましょう。

水道水、コンビニのミネラルウォーターで十分な人

水道を飲料水とすることに慣れている人や、やコンビニで買えるミネラルウォーターをよく飲む人は、ウォーターサーバーを使わないかもしれません。

日本の水道水は厳しい水質基準をクリアしており世界的に見ても安全で美味しいお水です。水道水は24時間いつでも手軽に利用できるので便利です。日本の水道水であれば、料理に使うお水も水道水で十分とも言えますね。とはいえ、赤ちゃん用のミルクに使うお水や子供に飲ませるお水はできれば水道水ではなく浄水されたお水か天然水を使いたいところですね。

また日本のコンビニでは、硬水、軟水問わずいろいろな種類のミネラルウォーターが販売されています。ミネラルウォーターは、水道水よりも味わいやミネラル分が多く含まれているので、よりおいしく飲めますし、なにより気分によって買い分けることが可能です。

ペットボトルがかさんでしまうので若干資源ごみは増えてしまいますが、お手軽にお好みのミネラルウォーターをコンビニで買うことに慣れている方は、ウォーターサーバーを使わないかもしれません。

水ではなくお茶やジュースをよく飲む人

お水ではなく、お茶やジュース、とくにコンビニでペットボトルを買う人や、Amazon などでお茶を大きいペットボトルで買いだめする人は、ウォーターサーバーを使わないかもしれません。

お茶やジュースを好んで飲む人は、ウォーターサーバーを導入するよりも、お茶やジュースにこだわった方がいいかもしれません。会社からの帰り道にコンビニによってジュースを買うのであれば、その日の気分によって飲みたいジュースを買える利点があります。ただし１日１５０円のペットボトルを３０日買ったら４５００円以上かかりますのでお金の面では若干多めにかかります。

お茶やコーヒーを自分で淹れる人であれば、ウォーターサーバーの天然水や浄水されたお水を使って淹れることをおすすめします。最近はカフェ機能付きのウォーターサーバーもあるので、生活を便利にするアイテムの一つとして検討出来ますね。

料理をしない人

ウォーターサーバーは飲み水のためだけではなく料理や飲み物作りにも利用できます。

ボトル型のウォーターサーバーでは毎月の購入ノルマが決まっている場合が多く、だいたい２４リットル分のボトルが一般的です。２４リットルが飲料水やカフェ、焼酎の水割りなどで飲みつくすには多いと感じるでしょう。

ご飯を炊くお水や、煮物や鍋料理をするときにお水を使うことがあれば、お水が余るということはないかもしれません。ボトル型で購入ノルマがあるウォーターサーバーをお考えの場合、お料理をしないライフスタイルの方は、お水を使いきれるかどうかよくご検討されることをおすすめします。

家が狭い人

ウォーターサーバーはスリムとはいえやはり設置スペースが必要な家電です。

もしワンルームマンションなどで家が狭い場合は、居住スペースを圧迫してしまうかもしれません。ボトル型のウォーターサーバーの場合はボトルを保管しておく場所も必要です。自分の家のスペースや生活環境に合わせて、ウォーターサーバーを導入するかどうかを考えることが大切です。

後悔しないウォーターサーバーの選び方

購入前に確認すべきポイント

ウォーターサーバーで後悔しないために、契約前に確認するべき主なポイントです。

• サーバーのサイズ・重量

自分の部屋・居住スペースにおける大きさかどうか、サイズや重さを確認します。また、ボトル型の場合、ボトルを保管するスペースも確認しておきましょう。

• ボトルの交換方法

ボトルの重さや交換方法を確認しておきます。１２リットルのボトルを１メートル以上持ち上げて交換する場合は自分でできるかどうかよく考えましょう。最近は、ボトル下置き型のウォーターサーバーもおすすめです。

• フィルターの種類や交換時期

浄水型のウォーターサーバーでは、フィルターが衛生的であることが重要です。フィルターの交換頻度の確認と、交換費用は必ず契約前に確認しましょう。最近の浄水型は６か月ごとの無料交換が一般的です。多くのウォーターサーバーでは、フィルターの交換作業は自分でやる必要があります。

• 価格やランニングコスト

ウォーターサーバーはだいたい月々に使うお金はほぼ決まってくるものの、初期費用（サーバー設置代や事務手数料）、また、解約違約金などが発生する場合があります。

ボトル型はボトル代がかかりますがサーバーレンタル料は無料なことが多く、浄水型は水道水のためお水代はかかりませんがサーバーレンタル料がかかります。他に費用が追加されないかどうかは十分に確認しましょう。

• メンテナンス方法や清掃の手間

美味しい安心できるお水を使い続けるためにもウォーターサーバーのお掃除は必須です。清掃方法が簡単かどうかはウォーターサーバーを確認するポイントの一つになるでしょう。

• お水の味や水質

ボトル型の場合は、採水地によってお水の風味や味わいが変わります。軟水や硬水の違いによっても飲み口が変わるように、お水の味にも好みがあるもの、自分に合った味の天然水を見つけましょう。

浄水型の場合も使うフィルターによってミネラルが変わってくるため、味が微妙に変わってきます。毎日使うものだからこそ、お水の味や水質はこだわりたいですね。

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おすすめのウォーターサーバー紹介

ウォーターサーバーで後悔したくない方向けに「こだわり」のウォーターサーバーを紹介します。

まとめ：後悔しないウォーターサーバー選び

ウォーターサーバーは、便利で安心な飲み水を提供してくれる素晴らしい電化製品ですが、選び方を誤ると後悔することがあります。本記事では、ウォーターサーバーを購入して後悔するポイントと、購入前に考慮すべき重要なポイントを紹介しました。

ウォーターサーバーは、ライフスタイルや、お水の使用頻度、家族の人数などに合わせて、適切なウォーターサーバーを選ぶことが大切です。ウォーターサーバーの設置場所やメンテナンスの手間を考慮することも必要です。

自分に最適なウォーターサーバーを選んで快適なウォーターライフを過ごしてくださいね。